第137回地域連携活動 「青少年のための科学の祭典『科学のまち』日置市大会」
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活動報告
大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の137回目(今年度第12回)として、1月20日(土)に日置市中央公民館で行われた「青少年のための科学の祭典『科学のまち』日置市大会」に参加しました。この祭典に技術部として参加するのは、今年で10回目の参加になります。
今回も例年と同様に、「人工イクラをつくろう!」というテーマで参加しました。
このテーマでは、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムを利用して、様々な色や形の人工イクラをつくりました。アルギン酸ナトリウムは昆布などの海藻に含まれている成分で、塩化カルシウムは押し入れなどの除湿剤に含まれています。アルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウム水溶液中に入れると、アルギン酸とカルシウムイオンが作用することで固まり、人工イクラをつくることができます。
子どもたちは人工イクラができる仕組みについての説明を聞きながら、細長いイクラを作ったり、色違いのイクラをくっつけたりと、工夫をしながら楽しんでいました。またお土産としてつくったイクラをプラスチック容器に入れて渡したところ、皆とても喜んでくれている様子でした。
今年の科学の祭典では、日置市内の学校関係者や高校、地域の科学クラブなど、全部で24ブースが出展し、子どもたちとその保護者合わせて500名近くの来場者がありました。多くの子どもたちに人工イクラづくりを体験してもらい、有意義な活動となりました。
(写真:人工イクラをつくろう!)